フリーランスの老後資金計画における特養・老健費用はいくらかかるのか?
最近といっては何だが、ここ数年というか50代に入って来た頃から、親の介護についての話題が急に多くなった。やはり現実的に考える時期が訪れてるのだろう。介護は突然やってくる。「もし親が要介護状態になったら、一体いくらかかるのだろう?」「経済的な支援制度はあるのだろうか?」そんな不安を頭をよぎるが、実際どうなのだろう。というか自分もそのうちと考えるとなんだか恐ろしくなってくる。
特別養護老人ホーム(特養)の費用いくらかかるのか
特養は比較的費用が抑えられる公的施設として知られている。実際の費用は以下のような構成になっているようだ。
月額費用の内訳
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介護サービス費:要介護度により月額約2万円〜3万円(1割負担の場合)
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居住費:個室の場合月額約6万円、多床室の場合約1万円
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食費:月額約4万円
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日常生活費:月額約1万円
合計:月額約8万円〜14万円程度
老健は在宅復帰を目指すリハビリ中心の施設で、費用構成は特養と似ていますが、やや高めな設定に感じます。
月額費用の目安
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要介護1:約10万円〜12万円
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要介護5:約12万円〜15万円
知っておきたい公的支援制度
高額介護サービス費制度
月の介護サービス利用者負担額が一定額を超えた場合、超過分が払い戻される制度。
自己負担上限額(月額)
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一般世帯:44,400円
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市町村民税非課税世帯:24,600円
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生活保護受給者:15,000円
この制度により、介護費用の負担軽減が図られています。
高額医療・高額介護合算療養費制度
医療費と介護費の年間合算額が基準額を超えた場合に適用される制度です。
年間基準額の例
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70歳以上の一般世帯:56万円
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70歳未満の一般世帯:67万円
医療と介護の両方を利用している場合、大きな負担軽減効果が期待できます。
その他の公的支援
社会福祉法人等利用者負担軽減制度 低所得者を対象とした介護サービス利用料の軽減制度
介護保険料の軽減制度 所得に応じた保険料の軽減措置
自治体独自の助成制度 各自治体が実施する介護用品支給や住宅改修助成など
実際の負担額はどのくらいになるのか
ケーススタディ:要介護3で特養入所の場合の主な費用
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月額費用:約12万円
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年間費用:約144万円
高額介護サービス費適用後(一般世帯)
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月額上限:44,400円(介護サービス費部分)
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実質月額負担:約10万円
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年間負担:約120万円
このように、制度を活用することで月額2万円程度の軽減が期待できることがわかりました。
やはり今のうちから調べていくことが大事ですね。
確定申告で還付されるもの
介護に関連して確定申告で控除・還付が受けられる主な項目は以下のようになります。
医療費控除
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介護施設の医療費相当額
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介護用品購入費(医師の指示によるもの)
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通院交通費
障害者控除
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要介護認定を受けている場合、障害者控除の対象となる可能性
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控除額:一般障害者27万円、特別障害者40万円
社会保険料控除
- 親の介護保険料を支払った場合
まとめ
50代からの介護費用準備は、制度の理解と早めの情報収集が重要です。特養で月額8万円〜14万円、老健で10万円〜15万円程度の費用がかかるようです。ここが重要というか早めに抑えておいたほうがいいポイントだと
思います。各種制度を活用することでだいぶ負担を軽減できます。
特に重要なのは:
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高額介護サービス費制度の活用
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医療・介護合算制度の理解
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確定申告での各種控除の活用
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自治体独自制度の確認
介護は突然始まることも多いため、今のうちから情報収集と準備を進めておくのがいいようです。より具体的なアドバイスとなるとケアマネージャーに相談が早そうですね。
本日一曲はこちらです。
プレヴィンいいですね。